永代供養墓とは(2020/07/26)
永代供養墓とは
永代供養墓とは、年回忌やお盆、お彼岸といった際の供養、お墓の管理をお寺が行っていく永代供養が最初から付いているもののことを言います。
ここでは一般的な永代供養墓とはどんなものか。又、東福院で取り扱っている永代供養墓について、その違いをご説明いたします。
永代供養墓には大きく分けて、4つの種類があります。
・合同墓へ納骨する方法
・樹木葬
・永代供養の付いた外墓地。
・永代供養の付いた納骨堂。
どの種類も年間の管理費が必要でなかったり、先払いしたりするので、
ご家族がいらっしゃらない方や、お子様に負担を掛けたくないとお考えの方にとって最適なお墓なのではないでしょうか。
気を付けて頂きたい点と致しましては、これらの永代供養墓は1人用、あるいは2人用の個別墓であることが多いです。特に2人用はご夫婦での納骨だけでなく、親子やご友人関係でもご契約可能です。しかしながら、ご家族で一緒に使用出来ないので注意が必要です。ご契約の際は事前にお話ししておくことが大切です。
さて、ここからは東福院の納骨堂で取り扱っている永代供養墓、特に「大日如来像付納骨壇」についてご説明させて頂きます。
「大日如来像付納骨壇」は1人用、2人用の個別墓となります。
最大の特徴は各回忌の供養をお寺が執り行うプランが付いていることです。
毎月第4土曜日の15時より「合同供養祭」という特別法要を行っています。この法要では故人様の回忌供養の為に塔婆を立て、戒名を読み上げしてご供養します。お供物やお花もお供えし、一般的な法事と同じように執り行います。
遺骨のお預かりには期間があり、13回忌、23回忌、33回忌とそれぞれお選び頂くことが出来ます。各期間は途中で延長することが出来ます。
期間を迎え、契約満了となった後は、境内地にあります永代供養塔へ合祀致します。
尚、2人用の場合は後に亡くなった方が期間を迎えた時に一緒に合祀致します。
管理費は費用に含まれていますので、場所の確保の為にご生前に契約される方もいらっしゃいます。追加で費用が発生するのは期間を延長する際のみです。
又、納骨壇にお飾りする用の位牌と本尊、戒名料が費用に含まれています。
戒名は仏教徒であることの証となります。住職よりお授け頂くことで、東福院の信徒となって頂きます。
費用は1人用13回忌で50万円。23回忌で70万円。33回忌で95万円。
(1,7段目の金額となります。2~6段目は+5万円です。)
2人用13回忌で100万円。23回忌で140万円。33回忌で200万円です。
(1,7段目の金額となります。2~6段目は+10万円です。)
期間を延長する場合は、差額をお支払いする形となります。
東福院の永代供養墓が他と違う点は、永代供養の部分の考え方です。
近年、東京には多くの納骨堂が出来ています。そこには必ず永代供養付きとの記載があります。先に述べたように永代供養とはお寺がお墓の管理をすることですので、間違った表現ではありませんが、一番大切な供養に関して、抜け落ちている部分があると思います。東福院では逆に供養の部分に焦点を当て、目に見える形で分かりやすくする為に、「合同供養祭」という法要を行うこととしました。多くの方々と共にお経をお唱えすることで、故人様を偲ぶだけでなく、皆様にとっても良い行いをすることで徳を得ることが出来ます。永代供養墓をお考えの方には、この「合同供養祭」に参加して頂くことを推奨しております。
寺院が運営している納骨堂だからこそ出来る、供養の形を皆様にご提要致します。
皆様と新たなご縁を結べることを心より、お待ち申しております。
納骨堂・永代供養墓について、その他の種類はこちらにも記載してます。